前回、アラスカ航空で、東南アジア→日本→東南アジア、のJAL運航便を発券した時のドタバタ劇をご報告しました。


この時の結論は、こんな感じです。

(1)アラスカ航空の特典航空券で乳幼児運賃を利用することはJAL運航便では事実上不可能

(2)なので、乳幼児の分も座席を取る必要がある。

(3)アラスカ航空で3人分以上の特典航空券を同時に発券することはとても難しい。

(4)そこで、アメリカン航空の特典航空券の仮予約制度を使うと、アラスカ航空の特典航空券の発券に柔軟性が出てくる。

そして、今回はその続編です。

前回は、下の図の①②③に焦点を当てた記事でした。

今回は、④⑦⑧に焦点を当てた記事です。

1. ⑧の特典航空券を先に取得した理由

普通であれば、⑦の航空券を確定させてから⑧の航空券を確定させるところでしょう。(もしくは、ほぼ同時に取得するところでしょう。)

しかし、⑦⑧の旅程は、2018年末なので、特典航空券の発券がしづらい時期なのです。

特に、⑧は2018年末の大晦日近くにしたかったので、激混みです。

 

また、キャセイ運航便とJAL運航便の予約可能時期が異なるという事情もありました。

JAL運航便が一般に開放されるのは、搭乗日の330日前です。

しかし、キャセイ運航便が一般に開放されるのは、搭乗日の360日前です。

つまり、キャセイ運航便が開放される方が、JAL運航便よりも30日も早いんです。

 

なので、最も激戦が予想される大晦日前後の⑧の旅程は先にキャセイにて確保すべきと考え、早く開放されるキャセイ運航便をさっさと確保した、という事情があります。(JAL運航便の開放を待って競争に敗れたり、取得時期を逃したりしたら特典航空券で帰国できないことになります。)

 

そして、⑦の旅程がJALさんから開放された時点で、アラスカ航空の特典航空券で④⑦の航空券を確保してしまおう、と考えたわけです。(要は、⑧の競争よりも⑦の競争の方がまだマシと判断したわけです。)

 

もし、⑦の旅程がアラスカ航空への割当枠の関係で取れなかったら、アメリカン航空の仮予約を使いつつ、ブリティッシュ航空のマイルで取ればいいや、と考えて行動しました。

前回の記事に書きましたが、アラスカ航空はワンワールドに加盟している訳ではないので、JAL運航便の特典航空券用の割当枠はブリティッシュ航空やアメリカン航空に比べて少ないのです。なのでアラスカ航空で取れなくてもブリティッシュ航空やアメリカン航空で特典航空券を取得できる可能性は残っているのです。




2. 実際の戦略

 

④⑦の特典航空券で取得する際に気を付けるべきなのは、以下のとおりですね。

 

(1)⑦の開放日を間違えない。仮に、2018年12月22日(土)を取得したいのであれば、その330日前は2018年1月26日(金)です。JALさんの場合は、10時に開放されるので、1月26日午前10時がジャストなタイミングということになります。

ただし、私が確認した限り、アラスカ航空へJALさんが特典枠を開放するタイミングは、330日前ではなくて、もっと遅いようです。なので、330日前を切った時から毎日確認するのが良いと思います。

 

(2)④⑦の座席数は、まず3席同時取得を試みる。もし、3席同時取得がダメなら、プラチナハンターと(我が子である)婦良乳奈の2座席の取得を試みる。

なぜ、このようにするかについては、色々な理由があります。

(理由1)どうやら、アラスカ航空は、本人を含まない特典航空券の発券を続けると、会員口座をロックしてしまうことがあるようなんです。なので、可能な限り、私自身を含めた旅程とするべきなのです。

(理由2)シンガポール行きのJAL運航便は1日に3便あります。なので、3席同時取得を試みるチャンスが1日に3便あることになります。

(理由3)冒頭で書いたとおり、アラスカ航空でJAL運航便の特典航空券を発券する場合には、乳幼児運賃の発券は事実上できません。

 

(シンガポールから東京への路線と空き状況:約半年後ですが、結構空いています。)

(3)2席分しか確保できなかった場合には、アメリカン航空で仮予約を入れておき、3営業日のホールド期間中に新妻の特典航空券の発券をアラスカ航空で試みる。

(4)アラスカ航空で特典航空券を発券できなければ、ブリティッシュ航空で発券する。

(5)アメリカン航空での発券はできるだけ避ける。

(4)(5)のようにする理由は以下のとおりです。

(理由1)ブリティッシュ航空の場合は乳幼児運賃をマイル(Avios)で発券できるのですが、アメリカン航空の場合はマイルで発券することはできません。

(理由2)日本香港路線は、

ブリティッシュ航空だと、エコノミー10,000Avios、プレミアムエコノミー15,000Avios、ビジネス20,000Aviosで発券できますが、

アメリカン航空だと、エコノミー20,000マイル、ビジネス30,000マイルも必要となってしまうのです。




3. ⑧の乳幼児の扱いはどうなる!?

冒頭に書いたとおり、⑧の旅程は、ブリティッシュ航空のマイル(Avios)でキャセイ運航便を取得済みです。

Aviosで取得した特典航空券の場合、大人の必要マイルの10%(と税金)で乳幼児運賃を発券することができます。

そして、既に取得済みの特典航空券に乳幼児運賃を乗せる場合には変更手数料はかかりません。

なので、全ての旅程が決まった後に、乳幼児運賃を乗せればいいわけです。

前回の記事にも書いてありますので、ご覧下さい。




4. 実際の発券手続きはどうなったか!?

まず、アラスカ航空でのJAL運航便の特典航空券の発券可能時期は、JALさんの一般への開放時期である330日前ではなく、325日前の夕方でした。
この時点で相当焦ります。

クリスマス付近の特典航空券の発券競争で5日遅れというのは、かなり手痛いです。

 

また、330日前から毎日のようにブリティッシュ航空で特典航空券の空き状況を調べていたのですが、ビジネスクラスは1便につき2席までしか開放されていないようでした。

ということで、⑦の旅程を(④の旅程と合わせて一冊の特典航空券で)アラスカ航空で取得することは早々に断念し、ブリティッシュ航空の特典航空券でJAL運航便のプレミアムエコノミーを発券したのでした。

なお、ブリティッシュ航空で取得する3日前にアメリカン航空でエコノミークラスを仮予約をしておきました。

そして、ブリティッシュ航空のサイトでプレミアムエコノミーを取得する直前に、アメリカン航空の仮予約をキャンセルした時に、ブリティッシュ航空で枠が復活するかどうか試してみましたが、結論として復活はしませんでした。

アメリカン航空で仮予約をキャンセルした時の電話でオペレーターさんにも枠の確認をしてもらったのですが、やはりアメリカン航空でもキャンセル後に枠は復活しなかったようです。

アメリカン航空のオペレーターさんの話では、「JALマイルでのキャンセル待ちに吸収されたのだと思います。」とのことでした。

また一つ勉強になりました。




5. ④の旅程はどうする!?

ここまでくると、④の特典航空券を発券しておらず、宙に浮いていることが気になります。

ここは、シンガポール→東京→上海、とアラスカ航空で発券をして(25,000マイル)、上海で上海蟹でも食べに行くことにしました。

上海のJAL運航便の特典航空券は比較的取りやすいですし、BAマイルなら復路(PVG-TYO)は一人あたり7500Aviosで戻って来れますので。
また、2019年の旅行のために、PVG-TYOを残しといても良いでしょう。

例えば、2019年にジャカルタ(CGK)に行く場合、PVG-TYO-CGKとアラスカ航空で発券すれば、ビジネスクラス2本を25,000マイルで発券できますので。



6. まとめ

ということで、⑦の旅程をアラスカ航空で取得することはできないという結果になったのです。

ここまで読んでいただければお分かりかと思いますが、その理由は、アラスカ航空への特典枠の開放時期がワンワールド加盟各社への開放時期よりも遅い(約5日遅い)ことに加えて、開放枠も少ないことが原因です。

なので、繁忙期にアラスカ航空でJAL運航便を発券することはかなり難しいという結論です。

特に、(2席ならまだしも)3席以上となると繁忙期に確保することは至難の技と言って良いでしょう。





アラスカ航空の特典航空券を交えることで、親子3人、どれぐらいのマイル数で飛行機が取れたか(※は未取得)まとめると以下のとおりです。

①:21,000マイル(BAマイル、JAL運航便エコノミークラス)

②③:75,000マイル(ASマイル、JAL運航便ビジネスクラス)

④+上海往路:75,000マイル(ASマイル、JAL運航便ビジネスクラス)

※上海復路:15,750マイル(BAマイル、JAL運航便エコノミークラス)

⑤⑥:42,000マイル(BAマイル、キャセイ運航便エコノミークラス)

⑦:31,500マイル(BAマイル、キャセイ運航便プレミアムエコノミークラス)

⑧:42,000マイル(BAマイル、キャセイ運航便ビジネスクラス)

 

合計:302,250マイル

 

と驚異的なマイルの少なさで、5回も海外旅行ができることになったのでした。

これは、1旅程あたり60,450マイル親子3人が旅行できている計算です。

ANAマイルでの東南アジアビジネスクラス往復が、1人で最低60,000マイルですので、今回様々な航空会社のマイルを駆使することにより相当お得に旅行できていることになります。

 

そして、何よりも、特典航空券を実際に発券できています。

 

よく言われることですが、マイルは取得するよりも使う方が何倍も難しいです。

しかし、様々な航空会社のマイルを駆使すれば、保険をかけつつ、実際に発券することができます。

※「保険」とはアメリカン航空の仮予約制度のことです。

 

様々な航空会社のマイルを使って、確実に、そして、よりお得に特典航空券を発券していきたいですね☆